こんばんは、NekoMajyoですニャ~。
9月も1/3が過ぎようとしており、そろそろ9月権利落ちの銘柄が気になっていませんか?
今年の2023年は9月27日が権利獲得の最終日になっています。
そろそろ銘柄を選定して購入を意識したいところですが、どんな銘柄があるか知りたくありませんか?
特に高配当株の知識があまりない方や初心者の方は、購入するのに不安も多いと思います。
そこで今回の記事はこんな方にオススメです。
- 投資に使えるお金が少ない
- 高配当株に興味があるけど、自分で調べるのがめんどくさい
- 長期目線で不労所得を得たい
高配当株の中でも厳選して『10万円以下』という条件とさらには『過去の業績』についても調べました。初心者や投資経験の浅い方には知識も同時に手に入れらて一石二鳥です。
ただし株主優待については考慮しておりません。あくまでも配当金(不労所得)のみで厳選しています。
結論としては「9月権利落ちで10万円以下で購入できる配当利回り4.5%以上は5銘柄ある」ので紹介したいと思います。
9月権利落ち!10万円以下で購入の高配当株銘柄を紹介!
今回、私が調べた「9月権利落ち10万円以下で購入できる高配当株」の5銘柄を紹介したいと思います。
- ユナイテッド (証券コード:2497) 【配当利回り 4.94%】
- KHC (証券コード:1451) 【配当利回り 4.87%】
- MIRARTHホールディングス (証券コード:8897) 【配当利回り 4.83%】
- フォーバルテレコム (証券コード:9445) 【配当利回り 4.64%】
- VTホールディングス (証券コード:7593) 【配当利回り 4.57%】
上記5銘柄になります。また5銘柄の選定条件については以下になります。
- 9月に配当が権利落ちする
- 通期での利回りが4.5%以上(9/9時点の調べ)
- 10万円以下で購入ができる
- 配当性向が100%を超えない
- 純利益がマイナスになっていない
上記条件に当てはまるものを厳選していますのでご了承ください。
配当利回りが高くて今すぐにでも購入したい気持ちにもなりますが、ここからが本題です。上記銘柄を購入しても良いのかを判断するのに過去の業績を確認してからでも遅くありません。
高配当株の過去業績は調べれば誰でも分かります!そして過去を見ることで”企業の傾向がわかる”ので過去を知った上で購入の検討をしてください。
高配当株「ユナイテッド」の過去の業績は?
1つ目の銘柄はこちらです。
ユナイテッド(株) (2497) 単価¥972(9/9時点)利回り4.94%
こちらは特色は投資事業が収益柱で保有メルカリ株の売却益毎期計上。プログラミング教育、ネット広当も行う企業です。業種は”サービス業”で市場は”東証グロース”になります!
過去の業績を調べるツールを紹介
過去の業績を見ることでその企業の傾向が把握でき、数字を見ることで冷静に分析をすることができると思います。今回、企業の過去を調べるのに使用するツールはこちらです!しかも無料で使えます!
また私が特に注視している項目をピックアップしており、解説と判定をつけていますので参考になればうれしいです!
1株配当金
『1株配当』は1株あたりの配当金ということになります。データを見るポイントは”安定して配当が増えている”です。安定して配当金が増えていることが長期的な不労所得へと繋がりますのでしっかりと見るようにしましょう。
判定:△ 減配と増配を繰り返しており、安定感がない。
配当性
『配当性向』は利益の何%を株主に返還するのかを示しています。データを見るポイントは”30%~50%ぐらいの数値になっている”です。あまりに配当性向が高い数値だと無理に株主還元をしているとも捉えられるので中間以下ぐらいがちょうどいいです。
判定:× 30%~50%に対して20%前後で推移している
売上高
『売上高』は営業収益とも呼ばれています。データを見るポイントは”右肩上がりで金額のブレが小さいか”です。企業の売り上げは言わば生命線のようなもの!いかにその企業が稼いだか、または儲けたかになるので増えてこそ正義です!
判定:△ 近年が減少しており、回復していない
EPS
『EPS』は一株あたりの利益になります。投資をする上では重要な指標の一つです。データを見るポイントは”シンプルに右肩上がりになっている”です。なぜ重要なのかと言うと”EPS”は株主の取り分になります。増加することで株主側にとっては会社が成長していると捉えることができます。
判定:× 増減を繰り返しており、振れ幅も大きく安定感がない
自己資本比率
『自己資本比率』は企業の安全性を表しています。データを見るポイントは”最低でも40%以上、60%以上あればひとまず安心”です。自己資本比率が低いと借金が多いということになるので、最悪を考えれば企業の倒産につながるのでしっかりチェックをしておきましょう。
判定:〇 文句なしで40%を上回っている
営業活動によるCF
『営業活動によるCF』は商売をして手元の現金がいくら増えたのかを見るデータになります。データを見るポイントは”毎年黒字なのかと右肩上がりになっている”です。単純に企業の収入と支出の差額になるのでプラスであることが基本です。マイナスということは借金に頼るということに繋がります。
判定:× マイナスもあり、安定感がない
高配当株「KHC」の過去の業績は?
銘柄を紹介
2つ目の銘柄はこちらです。
(株)KHC (1451) 単価¥718(9/9時点)利回り4.87%
こちらは特色は注文住宅・分譲など事業子会社を有する持株会社。兵庫地盤。親会社は株式会社SOLABLEです。業種は”建設業”で市場は”東証スタンダード”になります!
また、ここからは各項目の解説は省略させていただきます。
1株配当金
判定:△ 増減を繰り返しており、右肩上がりになっていない
配当性向
判定:△ データが少ない。30%~50%に対して外れていることは少ない
売上高
判定:△ 近年になってどんどん右肩下がりになっている印象
EPS
判定:△ 増減を繰り返しており、右肩上がりになっていない
自己資本比率
判定:× 年々比率が悪くなっており40%を下回っている
営業活動によるCF
判定:× データが少ない。マイナスとプラスを繰り返しており、安定感がない
高配当株「MIRARTHホールディングス」の過去の業績は?
銘柄を紹介
3つ目の銘柄はこちらです。
MIRARTHホールディングス(株) (8897) 単価¥497(9/9時点)利回り4.83%
こちらは特色は1次取得者中心にマンション分譲。首都圏地盤だが、地方都市にも進出。再エネ発電事業も展開の企業です。業種は”不動産業”で市場は”東証プライム”になります!
1株配当金
判定:〇 減配が一部あるが、右肩上がりになっている
配当性向
判定:× 30%~50%に対して外れていることが多い
売上高
判定:〇 多少落ち込む年もあるが、全体的には右肩上がりになっている
EPS
判定:△ 増減を繰り返しており安定感がないが、振れ幅は少ない
自己資本比率
判定:× 最低の40%を全ての年で下回っている
営業活動によるCF
判定:× マイナスもあり増減を繰り返していて、安定感がない
高配当株「フォーバルテレコム」の過去の業績は?
銘柄を紹介
4つ目の銘柄はこちらです。
(株)フォーバルテレコム (9445) 単価¥366(9/9時点)利回り4.64%
こちらは特色は中小企業向け通信料最適化・請求書一本化サービス展開。携帯電話強化。子会社で印刷、保険も手がける企業です。業種は”情報・通信”で市場は”東証スタンダード”になります!
1株配当金
判定:〇 横ばい傾向だが減配がなく右肩上がりになっている
配当性向
判定:× 30%~50%に対して外れていることが多い
売上高
判定:〇 毎年増収しており、全体的に右肩上がりになっている
EPS
判定:× マイナスがあり、安定感がない
自己資本比率
判定:× 最低の40%を超えている年が一度もない
営業活動によるCF
判定:× マイナスとプラスを繰り返しており、安定感がない
高配当株「VTホールディングス」の過去の業績は?
銘柄を紹介
5つ目の銘柄はこちらです。
VTホールディングス(株) (7593) 単価¥525(9/9時点)利回り4.57%
こちらは特色は日産・ホンダの自動車ディーラー。レンタカー、住宅も。点検整備高収益。海外販社のM&A強化の企業です。業種は”小売業”で市場は”東証プライム”になります!
1株配当金
判定:〇 緩やかではあるが、右肩上がりになっている
配当性向
判定:× 30%~50%に対して外れていることが多い
売上高
判定:〇 減収をしている年はあるが、全体的に右肩上がりになっている
EPS
判定:△ 上下に変動があり、安定感がない
自己資本比率
判定:× 最低の40%を超えている年が一度もない
営業活動によるCF
判定:△ 減少する年もあり、右肩上がりになっているとは言えない
10万円以下の高配当株は自己判断で購入を決めよう
今回、過去の業績を調べた「ユナイテッド」と「KHC」と「MIRARTHホールディングス」と「フォーバルテレコム」と「VTホールディングス」は過去の業績を見る限りどれも購入は見送りという結論になりました。
判定に”△と×”が多いのと業績の安定感が感じられません。短期で見れば買えそうな銘柄はありそうですね。
過去の業績を知ることで今年の数字だけでは分からない企業の状況が見えてくると思います。
このように過去の業績を見て購入の動機の後押しになれば、いざ値下がりをしても自信をもってホールドが出来るようになります。
そして投資はあくまでも自己責任になります。最終的にはご自身で投資の判断をしてください。
また『〇月権利落ち銘柄』はシリーズ化をしていく予定です。先月の過去業績が気になる方はこちらもご覧ください。
合わせて読みたい
【8月権利落ち銘柄】10万円以下で購入できる高配当株を厳選!過去の業績も教えます!
コメント