こんばんは、NekoMajyoですニャ~。
6月も1/3が過ぎようとしており、そろそろ6月権利落ちの銘柄が気になっていませんか?
今年の2023年は6月28日が権利獲得の最終日になっています。
そろそろ銘柄を選定して購入を意識したいところですが、どんな銘柄があるか知りたくありませんか?
特に高配当株の知識があまりない方や初心者の方は購入するのに不安も多いと思います。
そこで今回の記事はこんな方にオススメです。
- 投資に使えるお金が少ない
- 高配当株に興味があるけど、自分で調べるのがめんどくさい
- 長期目線で不労所得を得たい
高配当株の中でも厳選して『10万円以下』という条件とさらには『過去の業績』についても調べましたので初心者や投資経験の浅い方には知識も同時に手に入れらて一石二鳥です。
ただし株主優待については考慮しておりません。あくまでも配当金(不労所得)のみで厳選しています。
結論としては「6月権利落ちで10万円以下で購入できる配当利回り4.5%以上は2銘柄ある」ので紹介したいと思います。
6月権利落ち!10万円以下で購入の高配当株銘柄を紹介!
今回、私が調べた「6月権利落ち10万円以下で購入できる高配当株」の2銘柄を紹介したいと思います。
- アーバネットコーポレーション (証券コード:3242) 【配当利回り 5.28%】
- 竹本容器 (証券コード:4248) 【配当利回り 4.52%】
上記2銘柄になります。また2銘柄の選定条件については以下になります。
- 6月に配当が権利落ちする
- 通期での利回りが4.5%以上(6/4時点の調べ)
- 10万円以下で購入ができる
- 配当性向が100%を超えない
- 純利益がマイナスになっていない
上記条件に当てはまるものを厳選していますのでご了承ください。
配当利回りが高くて今すぐにでも購入したい気持ちにもなりますが、ここからが本題です。はたして上記銘柄を購入しても良いのかを判断するのに過去の業績を確認してからでも遅くはありません。
高配当株の過去の業績は調べれば誰でも分かります!そして過去を見ることで”企業の傾向がわかる”ので過去を知った上で購入の検討をしてください。
高配当株「アーバネットコーポレーション」の過去の業績は?
1つ目の銘柄はこちらです。
(株)アーバネットコーポレーション (3242) 単価¥341(6/4時点)利回り5.28%
こちらは特色は投資用ワンルームマンション専業。設計・開発に特化、コンパクト、ファミリーにも展開の企業です。業種は”不動産業”で市場は”東証スタンダード”になります!
過去の業績を調べるツールを紹介
過去の業績を見ることでその企業の傾向が把握でき、数字を見ることで冷静に分析をすることができると思います。今回、企業の過去を調べるのに使用するツールはこちらです!しかも無料で使えます!
また私が特に注視している項目をピックアップしており、解説と判定をつけておりますので参考になればうれしいです!
1株配当金
『1株配当』は1株あたりの配当金ということになります。データを見るポイントは”安定して配当が増えている”です。安定して配当金が増えていることが長期的な不労所得へと繋がりますのでしっかりと見るようにしましょう。
判定:〇 横ばいも多いですが、徐々に右肩上がりになっている
配当性
『配当性向』は利益の何%を株主に返還するのかを示しています。データを見るポイントは”30%~50%ぐらいの数値になっている”です。あまりに配当性向が高い数値だと無理に株主還元をしているとも捉えられるので中間以下ぐらいがちょうどいいです。
判定:〇 30%~50%に対してほとんで満たしおり、近年は上がってきている
売上高
『売上高』は営業収益とも呼ばれています。データを見るポイントは”右肩上がりで金額のブレが小さいか”です。企業の売り上げは言わば生命線のようなもの!いかにその企業が稼いだか、または儲けたかになるので増えてこそ正義です!
判定:△ 近年は下がっているものの、比較的に右肩上がりになっている
EPS
『EPS』は一株あたりの利益になります。投資をする上では重要な指標の一つです。データを見るポイントは”シンプルに右肩上がりになっている”です。なぜ重要なのかと言うと”EPS”は株主の取り分になります。増加することで株主側にとっては会社が成長していると捉えることができます。
判定:△ 減少している年もあるが右肩上がりになってきている
自己資本比率
『自己資本比率』は企業の安全性を表しています。データを見るポイントは”最低でも40%以上、60%以上あればひとまず安心”です。自己資本比率が低いと借金が多いということになるので、最悪を考えれば企業の倒産につながるのでしっかりチェックをしておきましょう。
判定:× 全ての年で40%を下回っている
営業活動によるCF
『営業活動によるCF』は商売をして手元の現金がいくら増えたのかを見るデータになります。データを見るポイントは”毎年黒字なのかと右肩上がりになっている”です。単純に企業の収入と支出の差額になるのでプラスであることが基本です。マイナスということは借金に頼るということに繋がります。
判定:× マイナスが多くあり、安定感がない
高配当株「竹本容器」の過去の業績は?
銘柄を紹介
2つ目の銘柄はこちらです。
竹本容器(株) (4248) 単価¥797(6/4時点)利回り4.52%
こちらは特色は化粧品・食品向け主力のプラスチック製包装容器専業。自社開発の金型多数保有し短納期に強みの企業です。業種は”化学”で市場は”東証プライム”になります!
また、ここからは各項目の解説は省略させていただきます。
1株配当金
判定:〇 毎年増配をしており、右肩上がりになっている
配当性向
判定:× 30%~50%に対して外れていることが多い
売上高
判定:〇 近年は横ばいのだが、右肩上がりになっている
EPS
判定:△ 近年が増減を繰り返しているが、傾向は右肩上がり
自己資本比率
判定:〇 最低の40%をほとんどの年で超えている
営業活動によるCF
判定:△ 増減を繰り返しており安定していないが、微幅で推移
10万円以下の高配当株は自己判断で購入を決めよう
今回、過去の業績を調べた「アーバネットコーポレーション」と「竹本容器」は過去の業績を見る限りでは「竹本容器」のみ購入が出来そうなのではという結論になりました。判定に”△と×”がありますが業績の安定と伸びが見られます。
竹本容器は配当性向こそ良くない印象を受けましたが、近年では多少の改善傾向があります。また、営業活動によるCFも赤字はなく、横ばいの傾向なので悪くない印象です。
過去の業績を知ることで今年の数字だけでは分からない企業の状況が見えてくると思います。
このように過去の業績を見て購入の動機の後押しになれば、いざ値下がりをしても自信をもってホールドが出来るようになります。
そして投資はあくまでも自己責任になりますのでよろしくお願いします。
また『〇月権利落ち銘柄』はシリーズ化をしていく予定です。先月の過去業績が気になる方はこちらもご覧ください。
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